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アフリカの一角獣エメラントゥカ

アフリカのコンゴで、古くから目撃されている謎の生物、エメラントゥカ

サイ似ているが、太く長い尾に、頭にはゾウのような巨大な耳があるという。

その正体はなんと、絶滅したはずの角竜だった!?

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暗黒大陸と形容されたアフリカには、未だ謎の生物が数多く生息している。
中でもコンゴ共和国のリアクラ地方の湿地帯に出没し、現地のリンガル語で「エメラントゥカ」と呼ばれる怪物は異様である。名は「ゾウ殺し」という意味だそうだが、
とにかく姿が不可解!ワニのように太く強靭な尾があり、顔にはサイのように太い角が生えている。全体的にサイのようなのだが、目撃者によればサイとはまったく違う生物で、ゾウにも似ているという。
ゾウならば、長い鼻を持っていそうだが、そうではなく大きな耳があるというのだ。


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時に長い角で巨大なゾウをも殺すというが、実際は、主に桃の野生種「マロンバ」の実を好んで食べる草食動物で、積極的にほかの動物を襲うことはないらしい。
足跡は丸く、3本の爪が特徴的であるという。

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現地の先住民の間では、かなり古くから知られていたらしいが、世界的に存在が明らかになったのは意外に新しく、20世紀に入った1919年のことである。
この年のイギリスの新聞「ロンドン・デイリー・メール」はザンビア在住のC・G・ジェームズによるエメラントゥカの目撃報告を掲載。
一躍、謎の一角獣は世に知られるようになる。一方1930年代にはイギリス人のJ・E・ヒューズがコンゴ滞在中にエメラントゥカの噂を耳にし、それを著書「バングウェウル湖で過ごした18年間」に記している。彼が調査したところによると、怪物の体は暗い灰色をしており、目立った体毛はない。全体にサイのような姿をしており、鼻腔の上に象牙のような鋭い角が1本生えているという。
続く1950年代、コンゴのウエッソ地域の原住民が一角獣の出現を恐れている話が報告され、他の地域にも広まっていった。中にはエメラントゥカに攻撃されたのか、腹を大きく裂かれたゾウの死体も見つかっている。
1981年に入ると、モケーレムベンベを調査したことでも知られるロイ・P・マッカル博士が現地を調査。目撃証言を総合した結果、首周りにある襟巻き状の突起からエメラントゥカの正体は太古に絶滅した恐竜、なかでも「角竜類」ではないかと述べている。鼻の上に1本だけ角がある種類、モノクロニウスではないかとしている。
現在ではセントロサウルスの亜種ではないかととも指摘されているが、可能性としては最も高いという!果たしてエメラントゥカの正体は何なのか?本当に角竜は現代に生きているのだろうか?

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という某ミステリー月刊誌に掲載されていた記事!真偽はともかくとして、幼い頃から恐竜が大好きであったボクとしてはこのネタに飛びつかないわけにはいきません(笑)20年前位から角竜の筋肉の付き方が当時の復元図のようではないと言われていました。特に首の筋肉のつき方がおかしいと言われていたのは知ってましたし、最近の恐竜学でも今まで定説であった爬虫類ではなく哺乳類に近い生物であったことが、発見された証拠から証明されているそうです。この情報の信ぴょう性はかなり高いと思います。

というわけで製作開始です!そして浜松ジオラマグランプリにエントリーすることを目標にしました。まずはタミヤ1/35カスモサウルス情景セットの親子を切った、貼った、盛ったしておおよその形を出していきます。

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このシリーズは比較的現在の哺乳類型の体型になっているのでプロポーションは多少の変更で、体表ディテールをサイやゾウを参考に近づけていくように造形しました。

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ある程度形にしたら、写真と比較して修正していきます。エポパテやプラ棒を芯にして盛り付けていく作業を繰り返します。キットの爬虫類ディテールは一度軽く落として盛りつけ部との差異をなくすようにします。

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目はスチール球を使用しました。耳は少し小さくなってしまったので、後ほど作り直しています。緑のパテを叩きつけて体表を再現。この後何回か繰り返しています。

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そして、もうひとつの主役のパワー軍曹が持つドイツ製の偵察記録カメラ「ライカⅢC」をプラ板やディテールアップパーツを使い再現しました。(写真は実物のライカⅢCです(^_^;))


そして先ほどの記録写真が撮られたエピソードがこちら!


大戦当時、ナチス・ドイツを殲滅する為、コンゴに入ったのはイギリス陸軍の特殊部隊「SAS]だった。この時、敵の後方攪乱と破壊工作を行ったのが、E・B・パワー軍曹だった。彼は仲間と共に双発の軍用機で飛び立ったが、運悪くナチスの戦闘機に撃墜され、機体はウエッソ地域付近に墜落。仲間は全員死亡したが、パワー軍曹だけは辛うじてパラシュートで脱出することに成功した。
しかし、一命はとりとめたものの、降り立ったところはまさにジャングルの真っ只中。無線も無いまま、彼はコンパスを頼りに味方の基地へ向かうしかなかった。
もっとも右も左も密林である。彼は何日も歩き続けた。夜は猛獣に襲われないように木の上で眠り、食料としてトカゲやヘビも食べたという。そうして数日経ったころ、草むらのハズレにサイらしき動物の影を発見する。どうも親子らしい。
しばらく様子を見ているうちに、パワー軍曹は違和感をもった。
サイにしては妙なのだ!頭の左右に大きな耳がパタパタと動いている。
ひょっとして小型のゾウか?そう思ったものの長い鼻は見当たらず、鼻の上には1本の角がある。どう見てもこれは未知の動物である!貴重な情報だと、直感したパワー軍曹は、肌身離さず持っていた偵察記録用カメラ「ライカⅢC」をバッグから取り出した。敵国ドイツ製ダイキャストで、見かけは悪かったが、精度は抜群で、当時イギリス軍が導入していたものである。

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パワー軍曹は気づかれないようにカメラのレンズを怪物に向けると、おもむろにシャッターを切った。瞬間、鈍い音が辺りに響いた!

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と、この音に気づいた怪物が顔を上げた。目が合った。直後2頭はきびすを返すと、猛ダッシュ!アッという間に、ジャングルの奥地へと姿を消してしまった。

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やがてパワー軍曹は味方の偵察機に発見され、無事に本国へ帰還できたが、怪物を撮影したカメラは軍に渡したママで戦争が集結。そのドサクサでフィルムは行方不明になってしまった。

パワー軍曹は終戦後、しばらくして除隊。1996年故郷のランカスターでこの世を去っている。

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謎の一角獣エメラントゥカを撮影した貴重な写真が、先に揚げたモノクロ写真だが、やはり正体はマッカル博士が睨んだとおり、角竜の一種、モノクロニウスに違いないという。ただし写真をご覧になってわかると思うが耳が異様に大きい。これはゾウの耳である。ゾウの耳を持ったサイと表現されるのもうなずける。
もし、これが事実だとすれば、とてつもない発見である。

昨今、恐竜のミイラ化石の発見が相次いでいるが、近い将来、外耳の痕跡がある角竜化石が発見されたとき、エメラントゥカの存在が立証されることになるだろう

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ジオラマベースは20センチのオーバルのヴィネットに紙粘土で地表を製作。
麻紐やプラグリーンリングアソートを散りばめて草を表現しました。

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全体的にはこんな感じです!こちらはスタジオ撮影したものです。
コレを最近、ボクの定番になってきました屋外撮影で撮影して来ました(^-^)

で、どうやって撮影しているかというと、
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こんな感じで、車の屋根にシートを載せてその上で撮影しています。
ウチの周りはこういう雑木林がいくらでもあるので、ジャングル風景のロケ地には
困りません(笑)撮影してると「何やってんだ?」と、良く声かけられます!
最初は恥ずかしかったんですが、最近は慣れてきたので上手く応対しています(^_^;)

というわけで、無事に浜松ジオラマグランプリにエントリーしてきました~(^^♪
お次はGBWCに向けて、もう一作ジオラマ仕立てのを作ります!
グフとズゴッグを使う予定です。また進捗しましたら更新しますね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

                     ではまた~





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[ 2013/06/19 17:49 ] 浜松ジオラマグランプリ | TB(0) | CM(9)